トップベース工法施工管理技士とは |
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「トップベース工法施工管理技士」資格制度を創設し、所定の講習を受講後に実施される資格試験に合格した者に資格を授与する。指定施工会社にはこの資格を有する者が常勤職員として勤務していることが条件である。
この資格者によって責任ある調査、設計、施工を行うことが、この工法の採用の前提条件とする。 |
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トップベース工法施工管理技士制度の概要 |
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○トップベース工法施工管理技士の資格は定められた所定の講習を受講し、その後に行われる試験に合格した者に与えられる。 |
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○受験資格は、土木または建築系学科卒業者については実務経験1年、それ以外の者は実務経験3年を条件とする。 |
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○講習は次のコースおよび時間を設定する。 |
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①地盤調査コース(3時間、スウェーデン式サウンディング試験の実習を含む)
②土質力学学習コース(6時間)
③設計方法コース(4時間)
④施工および施工管理コース(3時間、施工管理実習を含む) |
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○上記の学科卒業生で、在学中に土質力学の単位を取得した者については土質力学コースの受講を免除する。
○上記の講習を終了後に資格認定試験を実施する。
○試験は4肢択一選択式問題と記述式問題にわけて出題する。
○4肢択一選択式の試験はそれぞれのコースの学習内容の理解・習得の程度が確認ができるものとする。それぞれの分野の問題の正解がおのおの70点以上を合格の目安とする。
○記述式の試験はトップベース工法に関する設計や施工等の基礎的な能力や技士として責任感を評価できるものとする。
○これらの試験および資格の認定は「トップベース工法施工管理技士試験委員会」(委員長 藤井衛東海大学工学部教授)によって行われる。講習会の講師および問題作成も委員会が担当する。
○講習会は全国マイ独楽工業会が主催し、実施する。
○試験の実施は全国マイ独楽工業会技術営業部会と(株)キンキ地質センターが担当する。
○トップベース工法施工管理技士試験に合格し資格者として認定された者には、所定の登録手続きの後、資格証が発行される。その者は常に施工現場においては、求められれば提示できるように資格証を携帯する。
○資格証の発行にあたってはトップベース工法施工管理技士としての義務や責任を確約する所定の誓約書の提出を義務づける。
○トップベース工法施工管理技士の資格を取得した者は全国マイ独楽工業会技術営業部会が開催する継続教育の受講を義務づけ、そのプログラムおよび時間については別途定める。
○継続教育の受講がなされない場合、施工にあたって不誠実な行為があった場合など、本資格制度の目的や趣旨に反した行為がなされる場合は、所定の罰則または資格の剥奪を行う。
○資格証明書の発行者は全国マイ独楽工業会とする。
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